CRYSTAL PARTS(クリスタルパーツ)

アトリグラスでは長い間「サンキャッチャー」をメイン商品として扱っておりました。 
おかげさまでクリスタルパーツの取引量が増えてきたこともあり、直接クリスタルパーツメーカーから仕入れられるようになりました。 
そんな中、近年のハンドクラフト人気により、自身でアクセサリーや小物を作る方も増え需要が高まり、アトリグラスでもパーツ販売の依頼を多く受けるようになってきました。 
  
2015年頃から徐々にパーツの卸販売を行っており、2016年からは本格的にパーツ卸販売をスタートすることとなりました。 
取り扱うクリスタルメーカーは「ASFOUR CRYSTAL」「PRECIOSA」「SWAROVSKI」の3社で、これらのメーカーは世界3大クリスタルメーカーと呼ばれています。 
このうちの1社、もしくは2社と取引があるという会社はありますが、3社全てと取引のある会社は他ではあまりなく、アトリグラスの大きな強みとも言えます。 
  
以下は3社の簡単な説明と、アトリグラスの独自の評ですので参考にしてください。

▶ASFOUR CRYSTAL


日本では「アスフォー」または「アスフール」と呼ばれている、エジプトのメーカーです。  
正確なカットは透明で明るく、カラフルな火花のようだとも言われますが、これはクリスタルガラスの製造分野において50年以上の経験を持つことから容易に見て取れます。  
1961年の創業以来、品質の追求を積み重ねてきました。  
元々は2200平方メートルほどの敷地で200人の職人で製造をされてきましたが、現在では120万平方メートルにまで増築された工場で28,000人以上の選び抜かれた従業員と、非常に優秀な職人を抱えるまでになりました。  
「ASFOUR CTYSTAL」「PRECIOSA」「SWAROVSKI」の3大クリスタルメーカーの中では、一番安価なため非常に使いやすく、世界中の多くに人に使われています。  
   
アトリグラス評  
ASFOUR CRYSTALの魅力はなんといってもその価格にあります。  
品質も良く、非常に安価なため数多く必要な時にはとてもありがたい存在です。  
しかしながら、あくまでもシャンデリアパーツといった割と大きめなクリスタルばかりで、アクセサリーのような小さいものを作れるようなビーズパーツなどがあまりありません。  
また、カラーバリエーションは「クリスタル」「AB(オーロラ)」「サテン」「ハニー」「ゴールデンシャドウ」の5色と、他メーカーに比べると色数は少ないです。 
アトリグラスではサンキャッチャーなどを価格を抑えて作りたい時には「トップの部分をアスフォー」「それ以外をプレシオサがスワロフスキー」などと使い分けています。  
また、最近では「CRYS-Tile(クリスタイル)」や「Crystal Flare(クリスタルフレア)」といった新商品の販売も開始し、建材としても注目を集めています。  
 

▶PRECIOSA


PRECIOSA「プレシオサ」は、 チェコで一番有名な 高品質クリスタルジュエリー・オブジェの会社です。 
独自の製法と加工法によるカッティング技術、クリスタルガラスの製造技術を生かし、最近ではラインストーンをはじめ、ビーズ・ペンダントトップ・ボタンといったアクセサリー製品の製造も行っています。 
ボヘミア地方のガラスの歴史は古く13世紀に遡ります。 
ヴェネツィアよりガラス技術が持ち込まれ、徐々に広がっていきました。 
17世紀頃からは独自の工法が編み出されだんだんとヨーロッパ市場で名が知られ始めます。 
1948年に7つの主要ガラス工場が戦略的提携を結び、プレシオサグループが結成されました。 
  
アトリグラス評 
価格でいうとアスフォークリスタルとスワロフスキーの間になります。 
シャンデリアパーツのラインナップはアスフォーとあまり変わりませんが、アスフォーと違いカラーバリエーションがあります。 
また、プレシオサはビースの種類が豊富で、アクセサリー制作などにも使えます。 
その品質は非常に高く、スワロフスキーと比べても遜色はありません。 
アクセサリーで使用しても十分満足いただけます。 
「カラー・ビーズのバリエーション」があり「スワロフスキーよりも安い」この2点がプレシオサの大きな利点です。 
アスフォーとスワロフスキーのいいところを兼ね備えたメーカーとも言えます。 
 

▶SWAROVSKI


1895年にオーストリアのチロル州で創業した世界最高峰のクリスタル・ガラス製造会社です。
誰しも一度は耳にしたことがあるような有名メーカーですが、その品質は非常に高く、独自のカッティング技術によりとてもシャープで美しく、遠くから見てもキラキラときらめくように計算されて作られています。
また、色や形の種類も豊富で、世界中で様々な用途で使用されています。
ヴェルサイユ宮殿やオペラ劇場のシャンデリアパーツとして使われていることでも有名です。  
※ボールやオクタゴンなどのシャンデリアパーツは2021年で生産終了となります。
   
アトリグラス評  
品質、バリエーションは文句なく世界一。  
「こんな色のこんな形が欲しい」などといったときに、スワロフスキーで見つからなければ諦めるレベルです。  
カットにもものすごくこだわりがあり、同じ形のものでさえカットを増やして新商品として出てくることもよくあります。  
ただし、やはりその分値段は高く、アクセサリーやサンキャッチャーを全てこれで組むとどうしても予算をオーバーしてしまうこともあります。  
ここだけはどうしても譲れない、という時にはスワロフスキーをお勧めしています。